2025年6月20日、ラッパーのNENE(ゆるふわギャング)は
新曲「OWARI」のミュージックビデオを公開。
その中で、シンガー・ラッパーのちゃんみなを名指しし、批判的なリリックを展開した。
この動きが、いわゆるヒップホップにおける“ビーフ(beef=音楽上の抗争)”と解釈され、
音楽ファンや関係者の間で大きな話題を呼んでいる。

◆ 「OWARI」におけるNENEのリリック
NENEが公開した楽曲「OWARI」には以下のようなリリックが含まれている。
- 「電話しろよ ちゃんみな」
- 「パクリパクリ あいつもパクリ」
- 「お前らはPOPS うちらはHIPHOP」
これらの歌詞は、相手に対する明確な批判と取れるもので、
ちゃんみなを直接的に指していることから、ビーフと受け取られている。
◆ きっかけとされる背景
NENEは2024年頃からSNSなどを通じて、「自分たちのスタイルやリリックが無断で使われている」「クレジットがない」といった不満を公言していた。
特に、アーティストがインスピレーションとして他者の表現を引用する際に、
適切な敬意や許可がなかったことを問題視していたとされる。
また、NENEは「HIPHOPの本質や精神性」に強くこだわりを持っており、
ヒップホップとポップスの境界をあいまいにする表現に対して、
警鐘を鳴らすような発言も過去に行っていた。
◆ ちゃんみなの反応は?
記事執筆時点(2025年6月21日)において、ちゃんみな本人によるコメント、
楽曲などのリアクションは確認されていない。
SNSや音楽メディアでも公式の返答は見られず、今後の動向が注目されている。
◆ ヒップホップにおける“ビーフ”の文脈
ヒップホップ文化において、アーティスト同士が音楽で自分の意見をぶつけ合うことは珍しくない。
このような“ビーフ”は、ときに対立や論争を生み出すが、
同時にアーティスト同士の表現力を試す場でもあり、カルチャーの一部として捉えられている。
今回のNENEによる発言も、その文脈においては音楽的な主張の一環と捉える向きが強い。
ただし、当事者間での合意や解決がなされていない場合、
ファン同士の対立に発展する可能性もあるため、慎重な注視が必要とされる。

◆ 現時点でのまとめ(2025年6月23日更新)
- NENEは2025年6月20日公開の新曲「OWARI」で
ちゃんみなを名指しで批判するリリックを披露。 - 内容には「パクリ」「電話しろ」など、直接的な表現が含まれる。
- ちゃんみな側からの反応は、インスタライブにて
「電話しろと言われても電話番号わからない」
「1回ぐらいしか会った事がない」と反応。