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【公式発表】ロンドンブーツ1号2号、結成約30年で解散へ──「前向きな区切り」として歩んだ最後の決断

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2025年6月24日、お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」が正式に解散したことが発表されました。
結成からおよそ30年。テレビの第一線で長きにわたり活躍し、
数々の人気番組に出演してきた2人が、ともに歩んできた道に静かに幕を下ろしました。

この記事では、解散に至る経緯や背景、両名のコメント、今後の活動予定などご紹介いたします。


■ ロンドンブーツ1号2号とは?

ロンドンブーツ1号2号は、田村淳さんと田村亮さんによって1993年に結成されたお笑いコンビです。ともに吉本興業に所属し、東京進出を果たした後は、『ロンドンハーツ』など、

数々の人気バラエティ番組に出演。司会業からコント、ロケ番組まで幅広くこなすコンビとして、
お笑い界に確かな足跡を残してきました。

淳さんの鋭いツッコミと進行力、亮さんの飾らない人柄と天然のボケ。
その絶妙なコンビネーションは、多くの視聴者に親しまれてきました。


■ 解散発表の詳細

解散は2025年6月24日、テレビ朝日系『ロンドンハーツ』の生放送特番内にて発表されました。

番組の終盤、田村淳さんがカウントダウンの形で

「23時30分をもってロンドンブーツ1号2号は解散しました」と発表。
共演者やスタッフに囲まれながら、30年間の活動に感謝を込めて最後の瞬間を迎えました。

視聴者の前で明るく発表されたその様子からは、悲壮感ではなく、
あくまで「前向きな区切り」としての解散であることが伝わってきました。


■ 解散に至るまでの経緯

解散のきっかけは、2025年3月12日に行われた食事会の場でした。
田村亮さんが「そろそろ“屋号(コンビ名)”を一度下ろしてもいいのでは」と提案したことを受けて、
田村淳さんが深く受け止め、数カ月にわたって話し合いを重ねた末に、
今回の決断に至ったとされています。

2人はここ数年、個別での活動が中心となっており、
コンビとしてのテレビ出演は徐々に減少していました。

亮さんは2019年の“闇営業問題”による活動自粛後、2020年に吉本興業との契約を終了。
その後はフリーランスとして活動を続けてきました。

一方、淳さんは司会業や情報番組、YouTubeなどで多彩な活躍を見せており、
実質的にはそれぞれの道を歩んでいた状況でした。


■ 田村淳さんのコメント

番組内での発表後、淳さんは次のように語っています。

「30年間、一緒に歩んできた亮くんに心から感謝しています。
今回の決断は、別れではなく、新たなスタートです。
お互いにもっと自由に、自分らしく活動していくための区切りだと考えています」

また、SNSやYouTubeを通じて、ファンや関係者への感謝の言葉も発信されており、
落ち着いた口調で「亮くんが“下ろしていいよ”と言ってくれたことがとても嬉しかった」
とも述べています。


■ 田村亮さんのコメント

亮さんも解散に際し、前向きな想いを次のように表現しています。

「淳と話し合った中で、“ロンブー”という名前を一度降ろすのがいいんじゃないかと思いました。今までたくさんの方に支えていただき、本当に感謝しています。
これからも芸人としての活動は続けていきたいと思っています」

亮さんは今後も自身のペースで活動を続けていく意向を示しており、
地方での舞台出演やトークライブ、若手育成なども視野に入れているとされています。


■ 『ロンドンハーツ』は継続へ

多くの視聴者が気にするであろう『ロンドンハーツ』についてですが、
番組は今後も継続される予定です。コンビとしての「ロンドンブーツ1号2号」は解散となったものの、

番組タイトルはそのまま使用され、田村淳さんを中心に、引き続き放送される見込みです。


■ 芸能界・SNSからの反響

解散発表後、SNSでは「お疲れさまでした」「青春の思い出がまた一つ終わった」
「これからも応援します」といった温かいメッセージが相次いでいます。

また、同業の芸人や共演者からも労いの言葉が寄せられ、
ロンドンブーツ1号2号が業界内外でどれほど信頼され、
愛されていたかが改めて浮き彫りになりました。


■ まとめ:終わりではなく、新たな始まりへ

30年間、笑いと驚きを届けてくれたロンドンブーツ1号2号。
その歩みは、お笑い界における一つの時代を築いたと言っても過言ではありません。

今回の解散は、別れというよりも、
それぞれが自分の道をさらに伸ばしていくための「新たな出発点」です。

今後も田村淳さん、田村亮さん、それぞれの活動から目が離せません。
彼らの次なるステージに、心からのエールを送りたいと思います。


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