「ALGS(Apex Legends Global Series)」は、Electronic Arts(EA)と
Respawn Entertainmentが主催する、Apex Legendsの公式世界大会シリーズです。
初開催は2020年。以降、オンライン中心の時期を経て、
2022年以降はオフライン国際大会が年に複数回開催されるようになりました。
世界中から40チームが集うApex界最大のイベントで、賞金総額は200万ドル(約3億円)規模。
世界各国のファンがリアルでもオンラインでも注目する一大eスポーツイベントです。
◆Apex Legendsとは?
『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』は、アメリカのRespawn Entertainmentが開発し、Electronic Arts(EA)が配信する基本プレイ無料のバトルロイヤル型FPSゲームです。
2019年にサービスが開始され、PlayStation、Xbox、PC、Nintendo Switchなど
幅広いプラットフォームでプレイ可能です。
ゲームの特徴は、3人1組のチーム戦で行われるバトルロイヤル形式と、
固有スキルを持つキャラクター「レジェンド」の存在です。
攻撃、支援、偵察など多彩な役割を持つレジェンドたちを使い分けながら、
戦略的な立ち回りが求められます。
また、スピーディーな移動やリスポーンシステム、ボイスなしでも連携できるピン機能など、
プレイしやすさと奥深さを兼ね備えた設計が高く評価され、
世界中で1億人以上のユーザーを獲得しています。eスポーツシーンでも注目される人気タイトルです。
◆ ALGSが札幌で開催された理由
これまでALGSの世界大会は、
アメリカ(ロサンゼルス)、イギリス(ロンドン)、ドイツ(マンハイム)など
欧米中心で行われてきました。
しかし、2025年1月、「Year 4 Championship」は
アジア初、そして日本初のオフライン世界大会として、
札幌・大和ハウス プレミストドーム(旧・札幌ドーム)で開催されました。
札幌開催に至った理由には、以下のような背景があります。
- ✅ 国際大会に対応できる大型施設があったこと
- ✅ 北海道・札幌市がeスポーツ振興に積極的だったこと
- ✅ アジア地域のプレイヤー・ファンの急増
結果的に、札幌大会はALGS史上でも成功と評価され、
今後の流れを大きく変えるきっかけとなりました。
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◆ Year 4(2025年)札幌大会の成果
2025年1月29日〜2月2日に開催された「ALGS Year 4 Championship」は、
多くの注目を集める結果となりました。
📊 主な実績
- 来場者数:5日間で約34,000人(ALGS史上最多)
- 同時配信視聴者数:最大約54万人、平均約17万人
- 出場チーム:全世界8地域から40チーム
- 賞金総額:200万ドル(約3億円)
会場では大型スクリーンやファンゾーンが展開され、地下鉄駅構内ではプロ選手の広告なども
掲出され、“まちぐるみ”の歓迎ムードが話題に。海外チームや観戦客からも
「熱気がすごい」「観客が最高」と好評でした。
◆ 3年連続開催が決定!ALGS札幌が“定番開催地”へ
2025年6月24日、EAは以下のように発表しました。
「2026年と2027年もALGSチャンピオンシップを札幌で開催する」
✅ 開催スケジュール(予定)
- Year 5 Championship:2026年冬
- Year 6 Championship:2027年冬
- 会場:大和ハウス プレミストドーム(札幌)
これはALGS史上初となる複数年契約による開催地の早期発表です。
EAのeスポーツ部門責任者は、「札幌はファンとチームの期待に応える最高の場所。
アジア展開の中心となるだろう」とコメントしています。
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◆ なぜ札幌は選ばれ続けるのか?
札幌が3年連続でALGSチャンピオンシップを開催する理由には、
明確な成果と戦略的な意義があります。
🔹 地元の熱量と実績
初開催の2025年大会でALGS最多の来場者数を記録し、観客の盛り上がりも高評価を得ました。
地域メディアやSNSでも話題になり、市民の理解と関心が高まっています。
🔹 MICE都市としてのポテンシャル
札幌市は国際会議・イベント(MICE)誘致に力を入れており、ALGSは冬の観光需要創出にも寄与。
ホテルや飲食業界への経済効果も大きく、地元産業と連携する好機とされています。
🔹 アジアeスポーツ拠点としての構想
これまでALGSは欧米中心でしたが、今後はアジア市場を重視。
札幌は「アジア圏の競技・観戦ハブ」として、他都市に先駆けて存在感を示しています。
◆ 今後の注目ポイントと展望
3年連続開催が決まったとはいえ、課題もあります。
- 🕒 北米との時差による視聴数への影響
- 🎮 競技ルールやフォーマットのマンネリ化回避
- 💡 地元との連携による新たなファン施策
しかし、それらを乗り越えられれば、
札幌がeスポーツの“新たな聖地”になる可能性は十分にあります。
2026年以降の大会では、現地観戦とともにオンライン体験の向上も進むと見られます。
札幌がeスポーツと観光を融合した「国際都市モデル」として注目される時代が、
すでに始まっています。
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◆ まとめ:Apexの世界一決定戦が、毎年札幌にやってくる!
Apex Legendsの頂点を決めるALGSチャンピオンシップが、
3年連続で札幌開催となったことは、日本のeスポーツ史上でも画期的な出来事です。
観客・選手・主催者・自治体が一体となって成功を築いた札幌大会は、
これからのeスポーツ大会開催モデルとして世界中から注目を集めています。
ApexLegendsファンなら、来年・再来年も札幌の熱狂を見逃すわけにはいきません。
