2025年6月25日、ロックバンド「TOKIO」が公式にグループの解散を発表しました。
株式会社TOKIOの公式サイトを通じて公表された声明では、
「本日をもってグループ『TOKIO』を解散いたします」と明記されており、
1994年のデビュー以来30年以上続いたグループの歴史に終止符が打たれる形となった。
本記事では、TOKIO解散の背景、経緯、そしてファンの心に残る名曲5選を紹介します。
解散に至る経緯と背景
◆ 国分太一の無期限活動休止(2025年6月)
2025年6月20日、TOKIOメンバーである国分太一が、
複数のレギュラー番組(『ザ!鉄腕!DASH!!』など計6本)を突然降板。
理由は「コンプライアンスに関する不適切な行為」であり、
本人の申し出により無期限の活動休止となりました。
国分は公式コメントにて、
「自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさがすべての原因」と謝罪を表明しました。
この出来事が、グループとしての活動継続に深刻な影響を及ぼすこととなりました。
◆ 2025年6月25日、解散を公式発表
上記の国分の活動休止を受け、城島茂・松岡昌宏・国分太一の3人による協議が重ねられた。
その結果、同年6月25日午後、
株式会社TOKIOの公式サイト上で「TOKIOは本日をもって解散する」と正式に発表された。
声明では、「このような状況下で、グループとしてファンの信頼と応援を再び得るのは困難であると
判断し、区切りをつける」と説明されています。
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振り返るTOKIOの代表的な名曲5選
TOKIOは1994年のCDデビュー以来、数々のヒット曲を世に送り出してきました。
以下は、特に評価の高い代表曲5選です。
① 宙船(そらふね)
- リリース:2006年
- 作詞作曲:中島みゆき
- 特徴:ドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』主題歌。
ロック色の強いメッセージ性あふれる名曲で、カラオケでも定番。
② LOVE YOU ONLY
- リリース:1994年
- 特徴:記念すべきデビューシングルで、オリコン1位を獲得。
グループの名刺代わりとも言えるアップテンポな名曲。
③ AMBITIOUS JAPAN!
- リリース:2003年
- 特徴:JR東海のキャンペーンソングとして使用され、日本全国で知名度を獲得。
未来への希望を歌う爽快な一曲。
④ リリック
- リリース:2013年
- 特徴:長瀬智也が主演したドラマ『泣くな、はらちゃん』の主題歌。
長瀬本人が作詞作曲を手がけた、エモーショナルな楽曲。
⑤ 雨傘
- リリース:2008年
- 特徴:椎名林檎がプロデュースした作品で、大人の色気と哀愁を帯びたメロディーが印象的。
新たなファン層を開拓した楽曲でもある。

まとめ
TOKIOは、事務所初の「演奏するバンド」としてデビューし、
音楽活動と並行してバラエティやドラマ、CMなど多方面で活躍してきた。
特に『ザ!鉄腕!DASH!!』は、25年以上にわたり放送される長寿番組となり、
国民的グループとして親しまれてきた。
しかし、2018年の山口達也脱退、2021年の長瀬智也脱退、そして2025年の国分太一の活動休止という流れの中で、グループとしての活動は次第に困難なものとなっていった。
そして、2025年6月25日、「TOKIO解散」という大きな決断が下された。
日本の音楽・テレビ史に名を刻んだグループの終幕。
彼らの残した名曲と功績は、今後も多くの人々の記憶に残り続けるだろう。