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【人事解説】横浜F・マリノス、古川将大氏がアシスタント就任|経歴・実績まとめ

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2025年6月24日、横浜F・マリノス公式は、古川将大氏(36)が
トップチームのアシスタントコーチに就任することを発表しました。

この人事は、同時に大島秀夫ヘッドコーチの監督昇格と連動したものであり、
今季の巻き返しを図るクラブ改革の一環と位置づけられています。

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■ 基本プロフィール

  • 氏名:古川 将大(ふるかわ・まさひろ)
  • 生年月日:1988年7月14日(36歳)
  • 出身地:佐賀県
  • 学歴:神奈川県立麻生高校、桃山学院大学
  • 資格:JFA公認指導者ライセンス A級ジェネラル

■ アカデミーから中国代表まで──古川氏の歩み

◎ 東京ヴェルディ(育成年代:2011–2017)

  • 2011年より育成・普及部コーチとしてキャリアをスタート。
  • 2012〜2014年はジュニア、2015〜2017年はジュニアユースの指導に従事。
     この間、低年齢層の育成に明確な志向をもって取り組んできました。

◎ 日テレ・メニーナ(現 東京ヴェルディメニーナ:2018–2019)

  • 女子ユースチームを統括し、監督として指導力を発揮。
  • スカウティング、戦術構築、選手管理などを担い、女性アカデミー強化に貢献。

◎ 中国クラブ&代表ユース(2020–2025年)

  • 2020年:広州富力足球倶楽部U‑11監督
  • 2021年:同U‑12監督
  • 2022年:広州城足球倶楽部U‑13監督
  • 2023年:武漢三鎮足球倶楽部に移籍し、上半期はU‑12、後半はU‑15/U‑16/U‑17監督を兼務
  • 2024年:中国U‑16代表のヘッドコーチ
  • 2025年前半:中国U‑17代表監督を務め、6月までチームを率いる。

このように、中国でも育成年代の切れ目ない指導を続け、技術・戦術面での経験を蓄積。
異文化の中で成果を上げ続けてきました。

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■ 横浜F・マリノス アシスタントコーチ就任の経緯

◎ 大島秀夫監督との連携

同日に発表された指揮官昇格人事では、大島秀夫ヘッドコーチが監督職に就任
これを受け、アシスタントポストの補強が不可欠となり、古川氏が選ばれました。

西野努SDが「大島監督からの推薦。『一番信頼できる人を呼んでください』との依頼だった」と
明かしており、推薦による人選であることが示されています。

■ 期待される役割とクラブの狙い

  1. 戦術共有と若手育成の架け橋
     トップとアカデミーをつなぐ役割が期待され、
     特に“育成の流れ”をマリノス内に構築する要として注目されています。
  2. 大島監督に寄り添う“右腕”
     長年の育成年代指導に加え、中国代表育成経験も持ち、
     国際的な視点と育成力が大島監督の戦術構築を支えると見られます。

■ 今後の展望とクラブの状況

2025年6月24日時点、マリノスはJ1リーグ序盤で苦戦を強いられており、
ヘッドコーチ体制の刷新による巻き返しが急務です。

古川氏には、大島監督とともに戦術的成熟や選手育成の均質化を図り、
残留やタイトル奪還といったクラブの目標達成へ貢献する責務が課せられています。

現場からは「大島監督が信頼して推薦した一番の人材」との声もあり、
クラブ首脳の大きな期待がうかがえます。


■ まとめ

項目内容
氏名古川 将大(ふるかわ・まさひろ)
生誕年・年齢1988年7月14日(36歳)
資格JFA A級ジェネラルライセンス
指導歴東京V(ジュニア~ジュニアユース)、日テレ・メニーナ監督、中国育成年代、U-16/U-17代表監督
就任経緯大島監督からの推薦、クラブ改革の一環として
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