7月1日夜、BTS(防弾少年団)がGlobal Superfan Platform「Weverse」で生配信を実施。
約30分間にわたり、グループとしての完全体復帰計画をファンに直々に報告し、
再始動の合図を世界に向けて発信しました。
同ライブ配信はリアルタイム再生数730万回以上を記録し、その注目度の高さを証明しました。
■ 春リリースのグループアルバムに全メンバーの意思を結集
BTSメンバーは「2026年春にグループアルバムをリリース予定」
「7月から私たち全員が集まって準備に入る」と正式に発表しました。
このアルバムは「初心に戻って作業する」「全メンバーの考えが詰まった作品になる」と
意欲を語り、ファンにとって待望の一枚となることを示唆しています。
■ 7人全員で渡米の制作体制 — 海外ワークショップも視野に —
BTSは7月中にメンバー全員がアメリカへ渡航し、
現地で音楽制作とワールドツアーの準備に入ることを発表しました 。
この動きは、グローバル市場を見据えた戦略的な布陣ともいえます。
メンバーが渡米して制作に臨むケースはソロ曲でもありましたが、
今度のアルバムはグループとして初めて海外拠点でワークショップ形式の制作を行う可能性も浮上。
redditでは、Vの発言として「Tomorrow spring」との誤解混じりの英語表現から、
「来春(2026年春)」に向けての制作意志が強調されたと伝えられています。

■ 2026年春に世界を再び“紫色の波”で染め上げるワールドツアーも同時進行
グループアルバムに合わせ、BTSは2026年春以降の“ワールドツアー”実施を表明。
2026年は、アルバムとライブ両方でARMY(ファン)と再会する年となります。
このツアーは、2022年に行われた「PERMISSION TO DANCE ON STAGE」以来、実に4年ぶり。
前回は対面+オンライン+ライブビューイングで総動員約400万人を記録しており、
今回も大規模開催が予想されます。
■ “完全体”の復帰に至るまで:メンバー全員が兵役を終えた道のり
BTSは2022年以降、メンバーが順次兵役に就き、グループとしての活動を休止していました。
最後まで残っていたSUGAも6月21日に兵役を終え、これをもって7人全員が社会復帰。
これにより、「完全体での再始動」が可能になったのです。
韓国国内では、公共職務として兵役を果たしたことが高く評価され、
「国民的グループ」としての社会的地位、信頼感が改めて強固なものとなりました。
■ ソロで築いた成果を糧に:メンバー個々の歩み
休止期間中も、BTSメンバーは多岐にわたる活動を積極的に展開していました:
- ジン(Jin):2024年6月に兵役復帰後、ファンコンサートツアーを開始。
ピアノ演奏など多彩な才能を披露しメンバーの称賛を浴びました。 - J-Hope:ソロ公演「j‑hope Tour ‘HOPE ON THE STAGE’」を成功裡に終え、
6月中旬にはドイツ・ベルリンで開催された「Lollapalooza Berlin」にヘッドライナーとして出演 - RM、V、Jimin、Jungkook:軍除隊後、音楽活動や映像、ブランドコラボなど多方面で活躍。特にJungkookはソロ曲「Seven」でBillboard Hot 100の首位を獲得し、
世界的に旋風を巻き起こしました。 - SUGA:兵役終了後もプロデュースやソロ制作活動を継続し、
自身のアーティスト性を深化させています。
これらの経験はメンバーの視野とスキルにさらなる厚みを加えており、
次期アルバムにも彼らの成長が反映されることでしょう。
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■ 海外メディアとファンの反応:期待は“春2026”で一致
- BBCやLA Timesなど海外メディアは、「春のリリース」
「ワールドツアーを同時に準備中」としてBTSの再始動を大きく報じました。 - 韓国AFP通信も、公式発表を受けて「完全体カムバック&ワールドツアー」を強調。
グループとしての結集こそ最大のニュースと報道しています。 - 中国やインド、欧米のファンも熱狂。redditでは「Spring comeback here we come!!」
「They were all so full of giggles」と、ライブの和気あいあいとしたムードに感動の声が
多数投稿されています。
また、兵役完了以前から「2026年3月カムバック説」が広がっていましたが、
今回の公式発表で「春=3~5月頃」と明確化され、さらなる期待が集まっています 。
■ HYBE(BIGHIT)の戦略:再成長へ向けた総合展開
HYBEはBTSを軸とした多角的なグローバル戦略を展開中です。
2025年にはスコット・ブラウン氏の会社(Scooter Braun Artists)買収など、
国際展開やコラボの幅を拡大。
最近ではDaddy Yankeeのオフィス訪問も話題となっており、
今後のラテン・アーバンとの融合も期待が高まっています 。
BTSのカムバックスペクタクルは、音楽リリースやワールドツアーのみならず、
新たなブランド展開、多ジャンルコラボも視野に入れた大規模なものとなりそうです。
■ 結び:BTSの“ニュー・チャプター”が始まる
7月にメンバーがアメリカで制作を開始し、
2026年春にニューアルバムとともにワールドツアーへ突入するBTS。
彼らの完全体復帰には7年のキャリアと兵役という試練があった――
しかしその経験が、新たな音楽的深みと成熟をもたらす原動力にもなっているはずです。
ファンにとって「春の再会」は、ただの“待望のイベント”ではなく、
これまでの全てが結実する瞬間。
音楽、パフォーマンス、人間ドラマのすべてが詰まった真の意味での
“BTSイズム”がここから再始動します。
ARMYの皆さん、どうぞ思いっきり“紫色の春”を走り抜ける準備を。
世界は、間違いなく、また彼らで変わる。