2025年7月初旬、人気K-POPボーイズグループENHYPEN(エンハイプン)の宿舎に、
外部の不審者が無断で侵入し、違法な撮影を行ったという衝撃的な事件が発覚しました。
所属事務所であるBELIFT LABは、これを重大な犯罪行為とみなし、
厳しい法的措置を講じることを発表しました。
この記事では、この事件の経緯や事務所の対応、そしてファンとしてのあり方について詳しく解説します。

不審者がENHYPENの宿舎に侵入、その場で違法撮影
BELIFT LABは2025年7月2日に公式声明を発表し、
ENHYPENのメンバーが生活する宿舎に、外部の人物が無断で侵入し、違法に撮影を行った事実が確認された
ことを明らかにしました。
宿舎はメンバーにとって、ステージや仕事から離れ、心身を休める数少ないプライベート空間です。
そのような場所に見知らぬ人物が侵入するというのは、単なるマナー違反を超えた明確な犯罪行為であり、
非常に悪質です。
BELIFT LABが声明を発表、法的措置を進行中
BELIFT LABは今回の事案に対し、以下のような強い姿勢を表明しています。
「該当の加害者に対しては、警察による捜査を依頼し、
住居侵入および違法撮影に関して刑事告発を含む厳重な法的措置を取っております。」
「今後も同様の違法行為や、アーティストの生活領域への不法接近に対しては、
いかなる合意もなく、厳正に対応してまいります。」
また、空港やスケジュール現場などで繰り返されている迷惑行為(サセン行動)についても、
一切の寛容を見せず対応する方針を再確認しました。

増え続ける“サセン”問題|ENHYPENも被害の標的に
ENHYPENは2020年のデビュー以来、
韓国だけでなく日本・アメリカ・東南アジアなどでも急速に人気を高めており、
ファン層もグローバルに広がっています。
しかしその一方で、ファンの一部による過度な接触や情報追跡、
いわゆる「サセン行為(私生活を追いかけるファンの迷惑行為)」が問題視されてきました。
これまでも
- 空港やホテルでの執拗な接触
- メンバーの個人情報の取得・流出
- 撮影禁止区域での盗撮
といった事例が報告されており、今回の宿舎侵入はまさにその延長線上にあるものです。
ファンに求められる正しい応援の形とは?
今回の事件は、ENHYPENメンバーの安全と精神的な安定を脅かす深刻な問題です。
ファンとして「好き」という気持ちを表現するのは自由ですが、それには節度と尊重が欠かせません。
以下のような行動は絶対に控えるべきです:
- アーティストの居住地や行動スケジュールを特定し追跡する
- 空港や宿泊施設での接近・プレゼントの手渡し
- 撮影禁止区域での盗撮・録音
- 非公式な手段での情報共有
これらはすべて、アーティストの権利と安全を侵害する行為です。
BELIFT LABからのお願いとファンへのメッセージ
BELIFT LABは、公式声明の中で次のようにも述べています。
「アーティストの権利と安全を守るため、ファンの皆様には、
正規の応援ルートをご利用いただくようお願い申し上げます。」
応援の気持ちは、以下のような方法で安全かつ効果的に届けることができます:
- 音源やアルバムの購入
- 公式グッズの購入
- WeverseやSNSでのポジティブなコメント
- 公式ファンイベントやコンサートへの参加
これらはENHYPENのメンバーにとって、最も励みになるファンの行動です。
まとめ|「好き」だからこそ守るべき一線
ENHYPENの宿舎への不審者侵入・違法撮影事件は、アイドル業界全体にも警鐘を鳴らす深刻な事件です。
アーティストはステージだけでなく、日常生活においても安心と尊重を必要としています。
私たちファンにできることは、彼らの音楽や努力を正しい方法で支えることです。
一人ひとりが節度ある行動を心がけ、アーティストとファンがともに心地よく
活動できる環境を作っていきましょう。