2025年7月3日、日本サッカー協会(JFA)は「EAFF E-1サッカー選手権2025」へ臨む日本代表26名を発表しました。
E-1選手権は代表チームの世代交代や国内組の底上げを図る重要な舞台で、
今年は韓国・龍仁ミルスタジアムで、香港、中国、韓国と対戦します。
海外組が不参加のため、全て国内組—主にJリーグ所属選手で構成されていて、
フレッシュな顔ぶれが注目されています。

日本代表メンバー(7月3日発表/国内組のみ)
GK(3名)
- 早川友基(鹿島アントラーズ)※初招集
- 大迫敬介(サンフレッチェ広島)
- ピサノ・アレックス幸冬堀尾(名古屋グランパス)※初招集
DF(6名)
- 長友佑都(FC東京)
- 植田直通(鹿島アントラーズ)
- 荒木隼人(サンフレッチェ広島)
- 古賀太陽(柏レイソル)
- 安藤智哉(アビスパ福岡)※初招集
- 綱島悠斗(東京ヴェルディ)※初招集
MF/FW(17名)
- 稲垣祥(名古屋グランパス)
- 川辺駿(サンフレッチェ広島)
- ジャーメイン良(サンフレッチェ広島)※初招集
- 西村拓真(FC町田ゼルビア)
- 相馬勇紀(FC町田ゼルビア)
- 垣田裕暉(柏レイソル)※初招集
- 久保藤次郎(柏レイソル)※初招集
- 宮代大聖(ヴィッセル神戸)※初招集
- 山田新(川崎フロンターレ)※初招集
- 川崎颯太(京都サンガF.C.)
- 細谷真大(柏レイソル)
- 望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)
- 中村草太(サンフレッチェ広島)※初招集
- 宇野禅斗(清水エスパルス)※初招集
- 俵積田晃太(FC東京)
- 大関友翔(川崎フロンターレ)※初招集
- 佐藤龍之介(ファジアーノ岡山)
計12名が初招集され、国内若返り色が強い布陣となっています。
試合スケジュール(韓国・龍仁ミルスタジアム)
- 7月8日(火) vs 香港代表:19:24
- 7月12日(土) vs 中国代表:19:24
- 7月15日(火) vs 韓国代表:19:24
全試合とも固定時間です。特に最終戦・韓国戦は熱い対決が期待されます。
注目選手①:宮代大聖(ヴィッセル神戸)
今回の初招集組の中で最大の注目株は、25歳のストライカー 宮代大聖選手です。
今季J1リーグで7得点を挙げるなど、神戸で好調を続けており、その活躍が初代表入りにつながりました。
宮代選手は川崎Fの下部組織出身で、フィジカルとスピードを兼ね備えた現代的なFW。
ゴール前の冷静さも大きな武器で、試合で存在感を発揮できれば、
北中米W杯出場へ向けた飛躍にもつながるかもしれません。
今大会では背番号「9」を背負い、前線で得点源としての活躍が期待されています。
注目選手②:早川友基&中村草太
初招集GKの 早川友基(鹿島)とMF 中村草太(広島)は、ともに若手の急成長株。
特に中村は今季サンフレッチェ広島の主力として台頭、初の代表招集となりました。
彼らがピッチに立つ姿も見どころです。

代表監督と戦術的視点
監督は森保一氏。国内組中心のこの大会で「Jリーグの誇りを持って戦ってほしい」とメッセージ。
}過去大会ではU-22世代などがA代表入りを果たしており、今回も登竜門となる可能性大です。
初招集選手はまた長期戦略の一環でもあります。豊富な若手人材を早期に評価・育成する狙いが見え隠れします。
フォーカス対戦:香港・中国・韓国
初戦・香港、中国戦は攻撃力を試すうってつけの試合です。
宮代選手の前線での起用は、ここでのゴールへの期待が高まります。
最終戦・韓国戦はフィジカルやスピードが鍵。国内組でも強度に対応可能か、チャレンジの場です。
まとめ
E-1選手権は、「国内組のW杯」とも形容される重要な大会。
海外組不在の中で、国内層の選手たちがどこまで成長できるかが問われます。
その中で、宮代大聖選手は最注目株。
代表のストライカーとしてゴールを奪い、今後のA代表定着へ向けた飛躍を期待したいところです。
また、早川友基、中村草太、大関友翔ら初招集選手にも注目。
彼らのプレーは未来のA代表を占う重要な指標となります。
国内組の戦いに、ぜひ注目してください。応援しましょう!