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古橋亨梧がバーミンガムへ完全移籍へ!セルティックの英雄が英2部で再起を目指す

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日本代表FW・古橋亨梧(30)が、フランス1部のスタッド・レンヌから
イングランド2部のバーミンガム・シティへの完全移籍に向けて
最終調整段階に入っていることが明らかになりました。

2024年1月にスコットランドの名門セルティックからレンヌへ移籍した古橋ですが、
フランスでの挑戦はわずか半年で終わりを迎えることになりそうです。

今回は、彼の経歴を振り返りつつ、
新天地・バーミンガムでの期待と今後の展望を詳しくご紹介します。


■ セルティックからレンヌ、そして半年で構想外に

古橋亨梧は2021年にヴィッセル神戸からセルティックに移籍。
わずか3年でリーグ優勝3回、カップ戦優勝複数と輝かしい実績を残し、
エースとして活躍しました。

特に2022–23シーズンは公式戦34得点を記録し、
スコティッシュ・プレミアシップの得点王にも輝きました。

しかし、2024年1月に鳴り物入りで加入したフランスのレンヌでは、
出場機会に恵まれず。公式戦わずか6試合の出場に終わり、無得点。

チームの戦術変更や監督交代により構想外となり、
プレシーズンでも起用されない状態が続いていました。



■ 新天地・バーミンガムで岩田智輝と再共演へ

そんな中、イングランド2部のバーミンガム・シティが
古橋の獲得に本格的に動き出しました。同クラブは昨シーズン、リーグ1(3部)で優勝し、
今季からチャンピオンシップ(2部)に昇格。

プレミアリーグ昇格を目指す戦力強化の一環として、
経験豊富な得点力のあるFWを探していたようです。

さらに、かつてセルティックで共に戦ったDF岩田智輝が現在バーミンガムの主力として
在籍しており、再共演も実現する見込みです。

クラブには他にも三好康児や横山歩夢など、
日本人選手が過去に所属していた実績があり、日本人選手への理解も深いクラブです。


■ 移籍金は約15億円規模、レンヌは“損切り”覚悟か

報道によると、移籍金は1,000万ポンド(約15億円)前後とされ、
ボーナス込みでレンヌがセルティックに支払った移籍金(約19億円)と
ほぼ同水準になる可能性もあるとのこと。

移籍が実現すれば、レンヌは損失を最小限に抑え、
古橋も再起を期す形での“ウィンウィン”な取引といえるでしょう。

また、古橋のバーミンガム移籍はフランス紙『レキップ』や英紙『スコティッシュ・サン』など
複数の欧州メディアが報じており、すでに個人条件面の合意も進んでいると見られています。



■ 日本代表復帰とW杯出場へ、今が勝負の時

古橋にとってこの移籍は、2026年に控える北中米ワールドカップへの出場を
目指すうえでも極めて重要な一歩です。

代表では長らく森保ジャパンで序列が下がり気味でしたが、
クラブでの安定した出場機会とゴール量産があれば、
再び代表入りを果たす可能性は十分あります。

英2部は決して簡単な舞台ではありませんが、
スピードと裏への飛び出しを武器とする古橋にとって、
適応可能なリーグでもあります。


■ 古橋亨梧 プロフィールとこれまでのキャリア

  • 氏名:古橋 亨梧(ふるはし きょうご)
  • 生年月日:1995年1月20日(30歳)
  • 出身地:奈良県生駒市
  • ポジション:FW
  • 身長/体重:170cm / 63kg
  • これまでの所属クラブ:中央大学 → FC岐阜 → ヴィッセル神戸 →
    セルティック → スタッド・レンヌ → バーミンガム(予定)
  • 主な実績
    • スコティッシュ・プレミアシップ得点王(2022-23)
    • セルティックで公式戦165試合85得点
    • Jリーグベストイレブン経験あり

■ まとめ:30歳での決断は“キャリアの分岐点”

30歳という年齢は、サッカー選手にとってキャリア後半への入り口です。
そこでの大きな決断は、選手人生を左右します。

古橋亨梧はあえてイングランド2部というタフな環境を選びました。
これは、自身のプライドを守るためでもあり、
サッカー人生の再浮上をかけた“賭け”とも言えるでしょう。

日本代表への再選出、そしてプレミア昇格を見据えるバーミンガムでの成功。
古橋の今後の一歩一歩に、多くのサッカーファンの注目が集まっています。

今後の正式発表と、古橋の活躍に期待しましょう!

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